散図チーム

図面展開(展開・切欠き金物割付け)

スチールドアの製作図面から、CADソフトを使って展開図を作る部署です。展開図とは、立体を切り開き、平面にした状態を記した図面のことです。スチールドアの製作は、スチールドアの製作図面を切り開いて展開図にし、その後、工場で部材(パーツ)を切り離して曲げることから工場での工程が始まります。このように、一枚の鉄板(スチール)からドアを作るのにはいくつもの工程があり、この部署で作る展開図を見て、工場のそれぞれの担当者が仕事をしていきます。

チームのメンバーは12名で、若手から入社40年を超えるベテランまで日々パソコンに向かい合っています。毎朝の朝礼では、チーム全体の仕事の進捗状況や連絡事項などを情報共有し、個々の仕事の細かな指示については、それぞれに副リーダーが伝えています。

展開図を作る中で、大切な仕事のひとつに、ハンドルや丁番、ドアチェック、ピポットヒンジなど、ドア金物の位置の指示を記載することがあります。ドア金物は、ドアが私たちの暮らしの中で使われるために必ず必要なものです。例えば、ドアチェックは開閉時のスピードをコントロールしてくれるものですが、ゆっくり閉まるもの、途中で止まるものなどさまざまで、その意味を理解しておかないと、お客様の要望と違う製品となってしまいます。散図チームでは、ドア金物の役割や用途を理解するための勉強会を行い、それぞれの意味を深く理解したうえで仕事に取り組んでいます。  当たり前のように、暮らしの中に存在しているドアは、実はこんな作業から生まれていることを知っていただけるとうれしいです。

できるだけスムーズに、工場で製作しやすい展開図を作り、社会に貢献できる製品をお客様に届けます。(管理課 散図チーム リーダー 佐藤拓弥)

工程管理チーム ・生産管理チーム

【工程管理チーム】

工程管理(検図・受発注・配車・納期管理)

【生産管理チーム】

資材管理(金物・検査表・工程写真・出荷証明・鋼板)